弁理士のパットです。こんばんは。
英訳のときに、日本人が最も不得意なのは単数、複数、冠詞ではないでしょうか?
パットも駆け出しの頃は、てこずったものです。冠詞だけのテーマの英語本も5−6冊持っていますが、まだ修行中です。そんなパットですが、ちょっとした気をつけるべき事項を紹介します。
例えば、TST(Time Share Table)という略語があったとします。これが複数になったとき、どうしますか?ほとんどの新人や使えない外注さんは、これができません。 大文字のSを足した人は惜しいです。正解は最後に小さいsを足して
TSTs
となります。最近はこのような略語が多いので必ず覚えておくべき事項でしょう。明細書を英訳をするときには、電気関係、制御関係、ソフト関係では必ず出てきます。
次に冠詞ですが、これは好み、慣用、省略、様々な要素があってパット自身も明確な答えがありません。明確な答えがあるのはa anの使い分けです。母音はanだと単純に覚えていると、思わぬ落とし穴があります。母音はa i u e oだと思っているとミスをしてしまいます。あくまで発音上の母音を意識しないとけません。例えばFFC(Fast Fat Cat)という略語が単数扱いの場合は an FFC です。
では、war game が単数の場合はどうでしょうか?日本人はアイウエオで母音をとらえるため、an war game としてしまいます。しかし、英語のウォーwarは母音ではなく子音から始まります。したがって "a war game"となります。
このあたりをきちんとできていないと、いくら気のきいた言い回しや構文を使っていても、シロート丸出し、駆け出しであることがバレバレとなります。え?それであんたはどうかって?
そりゃもう、駆け出しの頃は↑の事項は全くできていませんでした。もちろん、ベテランにこのあたりは修正してもらっていましたが、幾つかはこのような記載の明細書が主要各国に出願されているかもしれません(すみません…)。まぁ、誰にでも駆け出しの頃はあるもので、勘弁してください。
追伸:企業の知的財産部の方の英語力ですが、ちょっと辛口になりますが差が激しいです。ほとんどが代理人である
特許事務所の
弁理士やベテラン技術者に任せている方が多いですね。従って、代理人や担当者選びは非常に大切ですよ…